カンジダは常在菌の一種で、免疫力が落ちた際などに活動が活発になり体に症状が出てきます。また、カンジダは再発もしやすい性病ですので、治療法も含めて紹介していきます。ほかにも性行為をしなくても感染する可能性がある性病など、性病の種類はさまざまですので、詳しく見ていきましょう。

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国内における梅毒感染者と治療法について

日本では2010年以降のここ数年の間に梅毒患者の数が増えています。
2016年の梅毒患者の報告者数は4557人で、2012年までの感染者数(年間あたり千人未満)と比較すると急激に増加しています。
2010年に保健所に報告された感染者数は621人だったので、2010年から2016年にかけての6年間で7倍以上に増加していることになります。
梅毒の感染者数の増加傾向は続いており、今後も増える恐れがあります。
日本国内の医療機関で梅毒感染者が見つかった場合には保健所に届け出ることが義務付けられています。
最近はこの届出制度の存在を知らない医師がいることから、実際の患者数は報告されているよりも更に多い可能性があります。
抗生物質で治療可能な梅毒は過去の病気だと思われがちですが、日本国内で急激に感染者数が増加している恐ろしい病気のひとつと言えます。
地域別に見ると、東京都や大阪府、愛知県などの大都市で梅毒患者の報告例が多いです。
ただし最近は熊本県・岡山県・広島県などの西日本エリアの都市部でも報告数が増えています。
男女別でみると、男性の感染者数が全体の約7割を占めています。
特に30歳以上の男性と29歳以下の女性の感染者数に増加傾向が見られます。
2010年以降に日本国内で梅毒の感染者数が急激に増加した確たる原因は不明です。
それでも大都市での報告件数が非常に多いことから、来日した外国人観光客が日本国内の性風俗サービスを利用することで若い女性の感染者数が増加していることが考えられています。
医師と患者の両方で梅毒に対する意識が低下していることも、感染者数の増加の原因のひとつであるとみられています。
梅毒に感染すると最初に体に発疹の症状が出ますが、一時的に症状が収まって回復したかのように見えるので発見が遅れてしまうケースがあります。
梅毒であることに気が付かずに治療を開始するのが遅れてしまうと、その間に新たな感染が発生してしまいます。

梅毒の治療法と検査法について

梅毒は血液検査で感染の有無を確認することができます。
血液中に含まれる抗体を調べる血清診断により、病原体の梅毒トレポネーマ感染の有無が判明します。
通常は病院で医師が採血して検査を行いますが、3千円ほどで入手可能な検査キットを利用すれば、自分で検体を採取して郵送で送付して調べてもらうこともできます。
病院で検査を受ける場合の検査料金は診察料と検査料の合計で1万円ほどです。
検査をして陽性反応が出るのは感染後4週間以上が経過した時期です。
初期症状が出た直後は、血液検査をしても陽性反応が出ない場合があります。
そのため最初の検査で陰性反応が出たとしても、症状が出てから2週間ほど経過した後にもう一度検査を行う必要があります。
梅毒に感染すると4段階で症状が進行します。
第1期(感染後3週間~3ヶ月間)は体に一時的に発疹が出てからいったん収まります。
第2期(3ヶ月~3年)は体中のリンパ節が腫れて発熱し、倦怠感や関節痛などの症状が出ます。
潜伏期を経て第3期(3年~10年)になると皮膚・筋肉・骨などにゴムのような腫瘍が発生し、第4期(10年~)になると神経を侵されて死に至ります。
梅毒は細菌感染により引き起こされる病気なので、ペニシリン系の抗生物質で治療をすることができます。
通常は医師が処方するペニシリン系の抗菌薬(飲み薬)を1日3回飲み続けて治療を行います。
治療期間の目安ですが、第1期であれば2~4週間で第2期であれば4~8週間です。
現在は第3期まで進行するケースは極めて稀です。
治療期間中は病院に通院して検査を受け、薬の効果をチェックする必要があります。
病院に通院して梅毒を治療する場合の料金ですが、抗菌薬は1週間あたり5千円(保険適用)が目安です。
治療期間は数週間に及ぶので、その間に何度か通院して検査を受ける必要があります。
初期であれば完治するまでに4週間にわたる治療が必要で、薬代や検査代の合計は4~5万円ほどです。
発見が遅れて重症化すると治療期間が長くなってしまい、治療費も高額になってしまいます。